陣馬山から高尾山へ
2023/06/25
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視界に山が見える
- 住む場所を千葉県から東京都多摩地区へ変えて2年になります。距離的には西へ50〜60kmの移動ですが、千葉とは違うなと思うところがあります。それは「窓から山が見える」ことです。
- もちろん千葉から全く見えないわけではありませんが、「遠く」に富士山や筑波山が見える程度です。自分の住む地域に「山」があるという感覚にはなりません(*1)。
- しかし多摩地区では山がよく見えます。西方向を見ると富士山の左側に丹沢山系、そして右側にも山並みがあります。マップで確認すると電車でも30分程度なので、始発で行けば「電車移動でも早朝から山歩きスタート可能」です。
- 今までは「車」移動だったので、多くの場合スタート/ゴール地点は同じでしたが、「電車」移動だと変えることができます。そして早朝スタートできるのですから、やってみようと思うのが「近場の山で縦走」です。
- そこで今回は「陣馬山〜高尾山縦走」を楽しむことに。たまたま天気が良い週末だった2023/06/17に行ってきました。
陣馬山〜高尾山縦走コース全体
- まずはコース全体です(クリックで拡大:以後の写真も同様です)。
- 地図内の青点線が今回歩いたコースです。JR藤野駅からスタートし、一ノ尾尾根コースで陣馬山へ登った後、明王峠/景信山/小仏城山を経由して高尾山から下山します。
- そしてこのコース。地味に「きつい」です。普段運動経験無しだと「かなりしんどい」と思って下さい。コース総距離約22km、累積標高1400m、標準タイム8時間。さすが「縦走」だと思わせるコースですね。
下記はポイント毎の標準タイムと、今回山行タイムの比較です。私は7時間程度でした。
JR藤野駅から陣馬山へ
- 中央線大月行きで藤野駅に6:00到着。ここから歩いて陣馬山登山口向かいます。駅からすぐのところでトンネルを歩いて中央道を渡り、一般道に沿って30分程度歩きます。
(左)駅の階段を降りず、そのまま左にある歩道へ。6:00スタート。
(中)踏切を渡るとすぐトンネル。ちょっと狭いが車も通る。音が響くので爆音バイクには殺意が湧く。
(右)一般道を歩いていきます。
(左)一般道を30分程度歩くと歩道右側に陣馬山登山口。
(中)すぐに一ノ尾尾根と栃谷コース分岐。今回は左側へ。
(右)舗装路を登って10分程度で山道(左側)へ。真ん中の標識は当日影でわからず、後から写真で気付きました。
(左)低山の尾根道感がある登山道です。全体的に緩やか。
(中)ずっと木の中を歩くため景観がいまいち。7:00(1時間経過)。陣馬山まで3.4km。
(右)ひたすら歩きます。7:37。陣馬山まで1.5km。
陣馬山から景信山へ
- 陣馬山頂は眺めも良いのですが、ここからの縦走路は木々の中をひたすら歩いていく感じになります。トレイルランをしている方も多く、独特な雰囲気の登山道でした。前日の雨でぬかるみ多かったのがちょっと残念。
(左)陣馬山頂には馬の像があります。8:09到着。
(中)前日の雨で水たまりが。
(右)今回で一番良い写真だと思います。山頂から山開き直前の富士山をパチリ。では陣馬山出発。
(左)奈良子峠。8:50到着。
(中)明王峠。9:00到着。休憩所ありますが、これから?
(右)すぐ先に底沢峠。9:08。景観は特に無しです。これが続きます。
(左)堂所山との分岐。9:20。クマが出たらしい。当日クマ鈴は付けてました。
(右)尾根ピークへの道と巻き道の分岐が何箇所かあります。9:41。ピーク側選ぶも景観は全て木の中...。
景信山から小仏城山を経て高尾山へ
- 景信山からは急に人が増えます。山頂にはお店があり、山の頂上と言うよりは観光地です。小仏城山や高尾山頂も賑わっており、山頂での食事を目指して来るのも良さそうです。
(左)景信山頂着。10:15。行程の半分を過ぎてちょっと疲れが。
(右)今までずっと木の中でしたが、景信山頂は景色良いです。空気乾燥していれば遠くまで見えそう。
- ここからは、高尾から来る人も増えて登山道の人口密度が上がります。景信山を出て最初の下りは滑りやすく、今回の山行で歩くのに気を使った唯一の場所でした。そして小仏城山から先は道が整備されて歩きやすくなります。
(左)小仏峠。10:43。木の中でぬかるんでました...。
(中)小仏城山のアンテナ。11:03。休憩中のベンチから撮影。人がわんさかいます。
(右)小仏城山からは登山道が整備されています。スニーカーで歩けそう。疲労感出てきたのでペースアップ。
(左)一丁平園地ともみじ台の間にあるピークから撮影。11:28。ちょっと木が多すぎ。
(右)もみじ台到着。11:48。ここでお弁当している家族連れ多数。高尾山まであとちょっと。
高尾山頂から歩いて下山
- 高尾山頂からは完全に観光地です。疲労感に逆らって(*2)ペースを上げたので足にきてます。ここから先は無難に舗装路を歩いて下山することに。薬王院を通ってケーブルカー駅を過ぎるまではかなり人が多いです。たこ杉も見てきたのに写真撮り忘れました...。
(左)高尾山到着。11:56。きれいすぎて山頂感がありません。
(右)横の見晴台も人が多すぎたので、景観ではなくその混み具合を撮影。今度空いているときにリベンジ。
(左)1号路から下山。ケーブルカー山頂駅を過ぎるとようやく混み具合が落ち着きます。
(中)普通の道ですが結構斜度があります。う〜ん足にくる。小仏城山からペースを上げた反動が...。
(右)我慢の歩きを続けてようやく下山。12:55到着。最後は結構疲れましたね。
近いのに旅行感ありました
- 高尾山下山後は、かなり汗だくだったので駅前の立ち寄り湯に入っていきました。値段は東京、いや観光地価格で1300円。その代わりきれいでしたね。コロナが落ち着いてきたので、こういった温泉施設も以前のように使いやすくなりました。
- 13:00台だからそれほど混んでいないのでは...という目論見は外れでした。混んでる。内湯が小さく、外湯中心の風呂でしたが、誰か出てくるまでちょっと待つ感じでした。冬だとつらいかな。
- お腹も減ったので何か食べていこうかと思いましたが、食事処も混んでます...。もう風呂入ってさっぱりしたからいいかなと。高尾山口駅から自宅最寄り駅までは30分かからないので帰ることにしました。
- 14:30には帰宅。さっきまで山歩きしていたとはちょっと思えません。宅飲み状態でご飯。今日はお疲れ様〜!!。今回の山歩きも楽しかった。他にも近場で遊べそうなので次はどこへ行こうかな。
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Notes
- だから千葉県住人は「山」を見ると「旅をしている」という感覚になります。
- トレーニング目的でもあるので、疲労感が出たところでムチを入れます。
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